平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
この度、HYTORCは2024年5月9日(木)~11日(土)に開催される
ジャパントラックショー2024に出展いたします。
トラック業界は物流の要として社会を支え続けていますがドライバー不足や環境規制、コスト増加などさまざまな課題を抱えています。一方で技術革新や規制対応を通じて効率化と持続可能性を追求する動きも活発化しています。これらの課題に対応しつつ、業界全体で未来を見据えた変革を進めることが求められています。
出展のご案内はこちらをご覧ください。
- 【期間】2024年5月9日(木)~5月11日(土) 10:00~18:00/最終日は17:00にて終了
- 【会場】パシフィコ横浜 展示ホール、屋外
- 【弊社出展ブース】A-14
ジャパントラックショー2024(パシフィコ横浜)は日本最大級のトラック産業向け展示会です。このイベントはトラック業界の最新技術や製品を紹介し、物流や運送業界の効率化、安全性向上、環境対応を目指す重要な場となっています。トラック業界は物流の主軸を担う一方で社会や環境の変化に伴い、さまざまな課題に直面しています。以下はトラック業界において2023年以降に特に注目されるトラック業界の主要な課題です。
【労働力不足】高齢化と若年層のドライバー志望者減少により、トラックドライバーの人材不足が深刻です。厚生労働省によると2022年時点での運輸業界の有効求人倍率は他業種を大きく上回る水準との事です。また、働き方改革関連法の影響も無視できないものになっています。2024年4月から施行される「働き方改革関連法」により、時間外労働の上限規制が導入される予定です。
【脱炭素社会への対応】燃料消費削減や二酸化炭素排出量削減に向けた取り組みが求められています。電動トラック(EVトラック)や燃料電池トラック(FCVトラック)の導入促進が進んでいます。また、車両更新コストが業界全体の財務負担を増加させている状況です。
【燃料価格の高騰】燃料価格の不安定さが運送業界全体のコスト構造に影響しております。特に国際的な原油価格の高騰により、輸送コストが増加傾向です。
【技術革新とその対応】自動運転技術の開発が進む一方で導入には法整備や社会的受容が必要。自動運転が実現すれば、ドライバー不足解消の一助となるが、現状では実用化に課題。また、デジタル技術の活用も推進する必要がありますが運行管理システムや配送効率化を目指すIT技術が求められるが、システム導入や従業員教育には時間とコストがかかります。
【物流効率化の必要性】EC市場の拡大に伴う小口配送の増加が業界に負担をかけている。ラストマイル配送(消費者への最終的な配送)の効率化が喫緊の課題。小型車両やドローンを活用した新しい配送手法の模索が進んでいます。
【安全性と事故防止】交通事故のリスクが無視できません。長時間運転や過労による交通事故のリスクが課題です。法規制や安全装置の導入(自動ブレーキ、車線維持支援など)による改善が進められている。また、車両メンテナンスも重要です。老朽化した車両の維持管理や修理の頻度が増加しており、定期点検の強化が必要です。
【コスト負担と利益率の低下】燃料費、車両維持費、人件費の増加により、運送会社の利益率が低下。大手物流会社との競争が激化しております。
【社会的な期待と責任】持続可能な物流への期待が高まる中、業界全体での取り組みが求められている。社会的責任(CSR)として、環境対策や労働環境改善への取り組みを明確にする必要があります。