平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
この度、HYTORCは2023年11月8日(水)~11月10日(金)に開催される
第5回橋梁・トンネル技術展に出展いたします。

出展のご案内はこちらをご覧ください。

  1. 【期間】2023年11月8日(水)~11月10日(金) 10:00~17:00
  2. 【会場】幕張メッセ
  3. 【弊社出展ブース】X-37

橋梁・トンネル技術展は橋梁(橋)やトンネルの設計、建設、維持管理に関する最先端の技術や製品を展示する専門的なイベントです。急速に進むインフラの老朽化や頻発する自然災害に対応するための技術革新が求められる中、この展示会は業界全体の課題を解決する場として注目されています。展示会では最新技術の紹介や業界専門家の講演が行われ、橋梁・トンネル分野に携わる技術者、自治体職員、研究者、企業関係者が一堂に会し、情報共有や技術交流が行われます。

日本の社会インフラは、高度経済成長期(1950年代後半から1970年代)に集中的に整備されました。これらの多くは耐用年数が約50年とされており、現在、老朽化が深刻な問題となっています。老朽化の現状は以下の通りです。インフラの老朽化は私たちの生活や社会、経済を支える基盤に直接影響を及ぼす重大な課題です。適切な維持管理と新技術の導入、そして地域間の連携を強化することで、安全で持続可能なインフラの実現を目指す必要があります。この展示会の主な目的は以下の3つになります。

【技術革新と情報共有の促進】新しい建設技術や材料、補修方法を紹介し、業界全体での技術水準向上を図る。最新の研究成果や現場での適用事例を共有することで、技術者や自治体が抱える課題解決を支援。

【社会インフラの安全性と効率性向上】老朽化が進む橋梁・トンネルの補修や耐震補強、再建に関する技術を提案。災害時の緊急対応や復旧を支援する最新技術を紹介。

【環境保全と持続可能性の追求】環境に配慮した建設技術や省エネルギー型の維持管理システムを普及。インフラ整備と環境保護の両立を目指す取り組みを促進。

橋梁・トンネル技術展は、インフラの現場に直結する課題を解決し、業界全体の発展に貢献する重要な展示会です。橋梁やトンネルの建設・保守における最新技術や製品を紹介すると同時に、災害対応や環境保全といった社会的課題に対する解決策を提示します。この展示会は、技術者や企業、自治体等がインフラの未来を考える場として、業界にとって欠かせないプラットフォームです。この展示会では以下のような製品が展示されます。

【橋梁に関する展示】 建設技術:大型橋梁(斜張橋や吊橋など)の建設に使用されるケーブル支持工法や、プレストレストコンクリート工法などの最新技術。 補修・補強技術: 炭素繊維シートや鋼板を使用した耐震補強。 ひび割れ補修用の特殊樹脂や材料。 塩害対策技術(防錆塗料、耐候性鋼材など)。 モニタリングシステム: センサーを用いた橋梁の遠隔監視システムや、AIを活用した予防保全の技術。

【トンネルに関する展示】 掘削技術: シールドマシンやトンネルボーリングマシン(TBM)など、地下空間の掘削を効率化する大型機械。 防水技術: トンネル壁面の止水性能を向上させるシートやコーティング材。 安全管理: トンネル内の換気・照明システム、省エネルギー型の火災検知システム。

【老朽化対策】 非破壊検査技術: 超音波検査や赤外線カメラを用いた構造物の劣化診断。 補修材料と工法: 長寿命化を目指した補修材(高強度コンクリート、自己修復材料など)。 効率的な補修工法(表面保護工法、増設補強工法など)。

【災害対策】 耐震技術: 地震に強い構造を実現する免震・制震技術や動的解析技術。 緊急復旧技術: 災害時に迅速に使用可能な仮設橋やトンネル補修技術。

【スマートインフラ】 AI・IoT技術: 遠隔操作や自動化による効率的な維持管理。 センサーによるデータ収集と解析でインフラの状態をリアルタイムに把握。

【環境技術】 省エネ技術: 環境負荷の少ない建設資材や再生可能エネルギーの活用。 持続可能性の向上: 廃材を活用した建設材料やリサイクル技術。

お知らせ一覧へ戻る