平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
この度、HYTORCは2023年3月15日(水)~3月17日(金)に開催される
WIND EXPO[春]2023第11回風力発電展に出展いたします。

出展のご案内はこちらをご覧ください。

  1. 【期間】2023年3月15日(水)~3月17日(金) 10:00~17:00
  2. 【会場】東京ビックサイト東展示場
  3. 【弊社出展ブース】東5ホール『43-35』

2022年の風力発電業界では再生可能エネルギーの需要が拡大する中でいくつかの重要なトレンドとニュースが注目されました。以下はその中でも特に重要なポイントは以下の通りです。

【1.洋上風力発電の急成長】洋上風力発電が世界中で大きく注目され、特にヨーロッパやアジアで新しいプロジェクトが立ち上がりました。ヨーロッパの北海周辺では大型洋上風力発電所が次々と建設され、欧州グリーンディールの目標達成に向けた動きが加速しました。

アジアエリアにおいては中国は洋上風力発電の設備容量で世界トップを維持。日本や韓国も政府主導で洋上風力プロジェクトを推進しました。洋上風力は高い発電効率と規模の拡大性があり、今後の風力発電の主軸となる可能性があります。特に日本のように国土が狭い地域では、洋上風力のポテンシャルが高いです。

【2.ウクライナ戦争とエネルギー転換】2022年に勃発したウクライナ戦争は、化石燃料供給の不安定化を招き、多くの国が再生可能エネルギーへの投資を加速させる契機となりました。ヨーロッパでは、ロシアからの天然ガス輸入依存を減らすために、風力発電を含む再生可能エネルギーが重視されました。風力発電所の建設ペースが上がり、新たな政策的支援が強化されました。エネルギー安全保障が風力発電推進の新たな原動力となり、政策や投資の面でさらに加速するでしょう。

【3.技術革新と大規模化】風力タービンの大型化が進み、1基あたりの発電能力が過去最高を更新しました。新型のタービンでは15MW級のものが登場し、設置コストの削減と効率の向上が図られています。タービンの大型化は少ない設備で多くの電力を生み出すことを可能にし、経済性がさらに向上するでしょう。一方で、部材供給や建設時の環境負荷への対応が課題となる可能性があります。大口径ボルト締結工具は風車建設やメンテナンスで必要不可欠なアイテムとなっております。

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