トルク管理の必要性
トルク管理の必要性
機械の組立にはボルト締結作業は必要不可欠なものです。この結合した部分を取り外す事ができるのもボルトの特徴です。ボルトは必要に応じて組立分解ができる便利なものです。ボルトは適正なトルク値で締結をおこなわないと振動や衝撃などの外部からの力を受ける事によってゆるみが生じてしまい締結が保持できなくなりいずれ外れる事になるので注意が必要です。
それを防ぐためにはボルト径や素材にあった規定のトルク値で正確にボルトを締結する必要があります。トルク管理をしっかりとおこなわないとボルトの緩みや破損につながります。そのためボルトの締結は単にしっかりと締め付ければ良いというものではないのです。
ボルト締結工具による
データ管理機能
ボルト締結工具の進歩に伴い近年では締結したボルトのデータ管理を重視する製造メーカーが多くなってきております。中口径以上を対象にしたボルト締結工具ではデータ管理機能が搭載された製品を製造している工具メーカーはまだ数が少ない現状があります。
当社では無線機能を搭載した電動トルクレンチをリリースしており、出力トルク値で6,779Nmまでのデータ管理が可能です。専用の最先端アプリとも連動しているためリアルタイムでボルト締結状況を確認する事ができます。
無線機能は締結データの管理以外にも工具の設定をプリロードする機能やQRコードの読み込み機能もありますのでご興味があるお客様はお気軽にご相談下さい。無料でご試用いただけます。
当社は例えば鍛造プレス機、建設機械、射出成型機、減速機、クレーン、発電機、バルブ、ポンプ、コンプレッサーなど様々な製造メーカー様で実績があります。